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東京都

 東京都は28日、出産時の痛みをやわらげる無痛分娩(ぶんべん)費用の助成について、安全管理対策や人員体制といった都の要件を満たした48の対象医療機関(28日時点)の一覧を都のホームページで公表した。対象の医療機関で10月以降に出産した都民を対象に、最大10万円を助成する。

 助成の対象とするのは、硬膜外麻酔にかかる費用や麻酔の薬剤費など一連の医療行為にかかる費用で、10万円を超える部分は自己負担となる。10月以降の出産を予定していた人が9月30日以前に出産した場合も、必要書類で確認できれば対象とするという。

 都はこの日、専門のコールセンター(0120・620・620)を開設。助成の要件や申請方法についての問い合わせに応じるという。

 申請方法は決まり次第、公表する予定。小池百合子知事は定例会見で「出産に対する様々なニーズに応えられる社会を実現し、安心して無痛分娩を選択できるようにしたい」と述べた。

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