熊本市が運営する「熊本市電」の路面電車で、約6割の編成に速度計が設置されていないことが4日、わかった。路面電車に速度計設置の法的義務はないが、市は全編成に速度計を設ける方向で検討している。同市電では事故やトラブルが相次いでいる。
国土交通省によると、路面電車の運転士は、速度計を見ず速度を認識する技能が求められており、車両に速度計設置は義務づけられていない。中野洋昌国交相は4日の閣議後会見で「路面電車は運転士の技能により安全を確保することとしている」と述べた。
速度計がなくても問題ないことの背景について、朝日新聞は国交省に取材したが、明確な回答は得られなかった。
熊本市交通局では、保有する…