熊本県山鹿市の夏を彩る「山鹿灯籠(とうろう)(とうろう)まつり」(8月15、16の両日開催)の「千人灯籠踊り」を踊る市外参加者の募集が6月2日に始まった。期間は20日までだが、定員200人に達し次第締め切る。
対象は高校生以上の女性で、参加費は無料。実行委員会が開く練習会に3回以上参加することが必要。練習会は、7月3~31日に東京都内や福岡、熊本両市などで開かれ、8月3日には山鹿市総合体育館で全体練習がある。
頭に載せる金灯籠やそろいの浴衣と帯、草履、うちわは貸し出されるが、着付け係はいないため、自分でゆかたの着付けができることも参加条件になっている。
千人灯籠踊りがある16日は土曜日で、市観光課によると、市中心部の旅館・ホテルはすでに予約で埋まりつつあり、踊りへの参加には宿泊先と会場までの移動手段を確保する必要がある。
市外参加者は午後6時に市民交流センターに集まり、着付け後に会場の市立山鹿小学校まで移動。踊りは午後8時から1時間、ほぼ休みなく「よへほ節」などに合わせて踊る。年齢に上限はないが、熱中症などの懸念から市は健康状態に十分留意するよう求めている。
申し込みは市観光ホームページ「山鹿探訪なび」(https://yamaga-tanbou.jp/