Smiley face
写真・図版
抽選会の開始を待つ選手たち=2025年6月19日午後2時20分、熊本市中央区、伊藤隆太郎撮影
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版
  • 写真・図版

 第107回全国高校野球選手権熊本大会(朝日新聞社、熊本県高野連主催)の抽選会が19日にあり、参加52チームの組み合わせが決まった。

 全国選手権大会に過去23回の出場経験があり、昨夏の代表でもある熊本工は初戦で鹿本商工・菊池農―熊本高専熊本の勝者と対戦する。一昨年の全国選手権大会代表の東海大熊本星翔の初戦は熊本学園大付―天草工の勝者との顔合わせ。春夏あわせて15回、甲子園に出場している九州学院は熊本二―八代工の勝者と初戦を戦う。

 大会は7月5日に開幕し、順調に進めば同23日に決勝がある。

熊本大会の展望(前年優勝校 熊本工 前年参加チーム数52)

 今春の県大会を制した東海大熊本星翔と昨夏の覇者・熊本工を軸に、文徳や秀岳館、城北など有力チームがひしめく。主要な大会ごとに決勝戦の顔ぶれが異なっており、大きく抜け出している存在はない。

 星翔は選手層が厚く投打に安定し、追い込まれても落ち着いた試合運びができる。4番を争う大賀星輝と崎川青波の長打力も光る。熊本工は今春のRKK旗で優勝し、勢いにのっている。

 昨秋の県大会で優勝した専大熊本、準優勝の有明も力がある。最速140キロの速球で屈指の左腕と注目される阿蘇品陽輝を擁するルーテル学院や九州学院など、投手陣が充実したチームも上位候補だ。

共有