トランプ米大統領は6日、ロシアのウクライナ侵攻を巡るウィトコフ米特使とプーチン大統領の会談について「非常に生産的」で「大きな進展」があったとSNSで主張した。プーチン氏と直接会談する意向も示した。戦争終結を目指し、「今後数日から数週間かけて取り組む」とした。
ホワイトハウスのレビット報道官は声明で「ロシアは、トランプ大統領との会談を希望していると表明した」と説明。「大統領はプーチン大統領、(ウクライナの)ゼレンスキー大統領との会談に前向きだ」と述べた。米メディアによると、早ければ来週にも米ロ首脳会談を実現させたい考えだという。
トランプ氏は6日、ホワイトハウスで記者団に、戦争は「終結を迎える可能性がある」と語ったが、「道のりは長かったし、いまなお長い」と付け加えた。停戦の具体的な目途についても「これまで何度も失望してきたから言いたくない」として言及を避けた。
プーチン氏は会談で譲歩した…