ベトナムフェスティバルで、犯罪やトラブルに巻き込まれないように、啓発活動をする警視庁の担当者ら=2025年6月1日、東京都渋谷区、平山亜理撮影

 日本に滞在したり、訪れたりする外国人が犯罪やトラブルに巻き込まれないよう、警視庁や東京都が注意喚起を強めている。1日には、代々木公園(東京都渋谷区)で開かれた「ベトナムフェスティバル」で、チラシやティッシュを配った。

 警視庁の担当者は自転車での飲酒運転や、闇バイトなどをしないように呼びかけた。都の職員も、日本で安全に安心して暮らしてもらえるよう、漫画のパンフレットを配布した。

 ベトナムフェスとは別に、警視庁と協力して、日本の法律に関するクイズコンテストをしているのが一般社団法人「日本ベトナム国際交流機構」だ。初回となった昨年は1600人のベトナム人が参加。外国人留学生がやってはいけないアルバイトは何か、放置自転車に乗るのは犯罪にあたるか、などを問題として出した。今年も開催予定で参加者が増えるよう、回答期間を3カ月にするという。

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