大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の通訳だった水原一平容疑者が、大谷選手から1600万ドル(約24億5千万円)超を詐取した容疑で訴追されたことを受け、独自の調査を進めている大リーグ機構(MLB)は11日、朝日新聞の取材に「さらに調査が必要かどうかは、刑事手続きの解決を待って判断する」と声明を出した。
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MLBは「連邦政府による徹底的な捜査の結果、水原氏が銀行詐欺容疑で米国連邦検事局から告訴されたことを我々は承知している」と説明。その上で、「その捜査によれば、大谷翔平選手は詐欺の被害者とみなされ、彼が違法なブックメーカーとの賭けを許可した証拠はない。さらに、水原氏による野球賭博は調査でも見つかっていない」と回答した。
MLBは、複数の米メディア…