第107回全国高校野球選手権大阪大会(7月5日開幕=朝日新聞社、大阪府高校野球連盟主催)に向けた審判研修会が29日、大阪市住之江区のGOSANDO南港野球場であり、大会の審判委員61人が参加した。
冒頭はストライク、ボールなどのジェスチャーを確認。その後、上宮と大阪産大付の部員がモデルとなった実戦形式で、判定の練習を繰り返した。審判委員たちは猛暑のなか、元気にグラウンドを駆け巡り、大会に向け気持ちを高めた。
一昨年から大阪大会の審判委員を務める大和大3年の八木直哉さん(21)は「夏は野球人生最後の大会となる選手も多く、普段とは違った緊張感がある。選手たちが力を発揮できるよう、冷静な判定を心がけたい」と話した。