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猛暑

 日本列島は22日、高気圧に覆われてよく晴れ、午後4時までに35度以上の猛暑日が236地点、30度以上の真夏日が838地点に上り、いずれも今年最多になった。

 気象庁によると、日本の上空では大陸から張り出すチベット高気圧と、東の海上から勢力を強める太平洋高気圧が重なり、猛暑をもたらしている。京都府福知山市で39.0度、福島県伊達市で38.6度を記録した。

 23日は、北海道東部で厳しい暑さになりそうだ。大陸で暖められた空気が流れ込むうえ、山地を越えて吹き下ろすフェーン現象も加わり、北海道北見市の最高気温は39度と予想されている。北海道の史上最高気温は2019年5月26日に佐呂間町で観測された39.5度で、気象条件によっては更新する可能性があるという。

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