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伊藤信太郎環境相(右から2人目)らと水俣病関係団体の懇談の途中でマイクの音声が切れる場面があり、懇談終了時に理由について問われる環境省関係者ら=2024年5月1日午後4時49分、熊本県水俣市、小宮路勝撮影
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 水俣病患者らの団体と伊藤信太郎環境相との懇談の場で、環境省の職員がマイクの音を切って団体側の発言を遮った問題。日頃から大臣と接する機会のある他省庁の幹部らからは「考えられない対応だった」などといった驚きや批判の声が相次いだ。

 「考えられない。健康被害を訴える方々との懇談で……」

 大臣の視察に同行した経験が豊富な文部科学省の幹部は環境省の対応について、そう絶句した。

「国としてやってはいけないこと」

 住民と向き合う説明会などを…

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