ブドウの名産地として知られる山梨県甲州市勝沼町で、ブドウ狩りのシーズンを迎えた。町内の農園「みはらしの千果園」ではシャインマスカットなどのブドウ狩りを楽しもうと、多くの人が訪れている。
約50種類のうち、現在5種類がブドウ狩りの対象。近県から夏休みの家族連れがひっきりなしに訪れている。
静岡県島田市の村上順哉さんは、一家4人で粒の大きいシャインマスカットを厳選し、3房を収穫した。園のブドウ棚の下でとれたてを味わい、笑顔を見せていた。
「今年は6月の暑さで粒は小さめだが、その分甘みは凝縮されている」と坂田武史代表(48)。
今は温室栽培のシャインマスカット狩りだが、9月からは露地物に切り替わる予定だ。ブドウ狩りは10月中旬まで。