アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」などの女性キャラクターの卑猥(ひわい)なポスターを生成AIで作り、販売したなどとして、神奈川県警大船署は23日、横浜市旭区の会社員の男性(36)と滋賀県彦根市の自営業の男性(40)を著作権法違反の疑いで横浜地検に書類送検し、発表した。
容疑を認め、「生活費の足しにするためにやった」などと話しているという。県警によると、生成AIを使った著作権法違反の書類送検は県内初という。
署によると、2人は昨年、生成AIソフトで作った女性キャラクターの卑猥なポスターを販売するなどしてアニメ制作会社などが持つ著作権を侵害した疑いがある。
ポスターはネットオークションで1枚約1千円で販売し、横浜市の男性は約半年で約1千万円、彦根市の男性は約10カ月で約570万円を売り上げたとみられる。署員がサイバーパトロールで発見した。