甲子園の結果を福田富一知事(左)に報告する青藍泰斗の選手ら=2025年9月4日、栃木県庁、津布楽洋一撮影

 8月に阪神甲子園球場で行われた第107回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)に栃木代表で出場した青藍泰斗の選手らが4日、栃木県庁を訪れ、福田富一知事に大会結果の報告をした。

 35年ぶりの出場を果たした青藍泰斗は、1回戦で佐賀北(佐賀)と対戦。延長タイブレークの接戦となったが、サヨナラ負けで悲願の甲子園初勝利はならなかった。福田知事は「最後まであきらめないプレーは、我々県民に夢と希望を与えてくれた。(甲子園初勝利という)忘れ物を早めに取りに行ってください」とさらなる活躍を期待していた。

 青山尚緯監督は「3年生が下級生に残してくれたものを、しっかりと受け継ぐ」。主将をつとめた佐川秀真さん(3年)は「甲子園の経験をいかして次のステージでも頑張る」と話していた。

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