7日に開幕する夏の甲子園に、6年ぶりに出場する木更津総合の壮行会が1日、木更津市内の同校で行われた。スタンド応援を希望する生徒や教員、保護者など約800人が集まった。
真板竜太郎校長は「日本高野連の加盟校が3798校で49代表、1・3%しか甲子園に出場できない。夢の舞台で思う存分楽しんでプレーしてきてほしい」と話した。生徒代表としてエールを送った沖琉雅さん(2年)は「決勝戦の勝利という一生であるかないかの貴重な瞬間に立ち会えた。次は甲子園での優勝を目指して頑張ってください」。
川上泰輝主将は「応援は球場の雰囲気を作り、劣勢な時に背中を押された。千葉県の中でプレーしている3年生は自分たちだけ。感謝の気持ちを持って、一戦一戦を戦っていきます」と誓った。
最後にチアリーディング部やダンス部、吹奏楽部などによる、木更津市にちなんだ「やっさいもっさい」や「證誠寺」、卒業生が作曲した「ターゲット」などの応援歌メドレーが披露された。
選手たちは2日、滞在先となる大阪市のホテルに向けて出発する。(杉江隼)