約3メートルの大たいまつに火がともり、町を赤く染めた=2024年8月26日午後7時33分、山梨県富士吉田市、友永翔大撮影 国の重要無形民俗文化財で富士山麓(さんろく)の山梨県富士吉田市に夏の終わりを告げる「吉田の火祭り」が26日夜にあった。 約2キロの国道に沿って高さ約3メートル、直径約90センチの大たいまつ約110本が並んだ。午後6時半ごろに点火されると、町は赤く染まった。 吉田の火祭りは「鎮火祭」とも呼ばれる。富士山の噴火を鎮める意味があり、450年以上の歴史があるとされる。(友永翔大)