サッカーJ1に初昇格した今季、優勝争いを繰り広げているFC町田ゼルビアのホーム最終戦が30日、東京都町田市の町田GIONスタジアムであった。ゼルビアは京都サンガFCに1―0で勝利し、12月8日の最終戦に初優勝への望みをつないだ。
「勝つぞー」。ゴール裏のサポーターから声援が飛ぶなか、後半にゼルビアの相馬勇紀選手が相手のオウンゴールを誘い、試合の均衡が破れた。これが決勝点となった。黒田剛監督は「ラッキーなゴールではあった」としつつ、「0失点で進んだことがこうしたゴールにつながった。本来の町田のサッカーだった」と振り返った。
ゼルビアは勝ち点「3」を獲得し、3位から2位に浮上。同じ時間に試合をしていた首位のヴィッセル神戸が柏レイソルに1―1で引き分け、首位との勝ち点差は「3」となった。残す試合は最終戦の1試合。敵地で挑む8日の鹿島アントラーズ戦に、初昇格・初優勝の望みをつないだ。
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J2を制した勢いをそのまま…