異例の展開、シャングリラ・ダイアローグ閉幕　神保教授の評価は

　アジア・太平洋地域や米欧の国防相らが集う「アジア安全保障会議（シャングリラ・ダイアローグ）」が1日、閉幕しました。ここ数年、国防相を送り込んできた中国が今回は軍幹部の派遣を見送り、対中批判で足並みをそろえてきた米欧の亀裂が見え隠れするなど、今回のアジア安保会議は異例の展開となりました。

　20年にわたり、この会議をウォッチしてきた神保謙・慶応大教授に、従来の構図との変化や、中国軍幹部欠席の背景や意図、ヘグセス米国防長官の同会議での初の演説への評価などについて聞きました。