競技かるたに青春をかける高校生を広瀬すずさんらが演じた映画「ちはやふる」。その10年後を描いたドラマ「ちはやふる―めぐり―」は、この春高校を卒業したばかりの當真あみさん(18)が主演を務めます。2021年にデビューして以降、着実に実績を重ねてきた彼女が思う、自分自身の「強み」とは。
累計発行部数2900万部を超える、人気漫画「ちはやふる」。実写映画は2016、18年に3部作として公開されました。「ちはやふる―めぐり―」(日テレ系、水曜夜10時)は、その後の世界をオリジナルストーリーで描きます。
――今作の主演が決まった時はどう思いましたか。
まさか「ちはやふる」に自分が、という驚きとうれしさがありました。同時に、ファンの方がたくさんいらっしゃる作品なので、そこに新しく入っていくことに少し不安もありました。
――映画「ちはやふる」もご覧になっていたとのことですが、どんな印象でしたか。
コロナ禍で学校が休みになっていたときに家でDVDで見たんですが、すごく輝いて見えました。何か一つのことに青春をかけて、自分が持っているもの全てをつぎ込んで、ひたむきに頑張ってる姿がすごくまぶしくて。そこに憧れる気持ちもありました。
――今回のドラマは、映画の世界の10年後が描かれていますが、台本を読んだときの印象は。
映画の「ちはやふる」とはがらっと変わった感じで。どう進んでいくんだろうと、1話の台本を見たときは思いました。
でもその中に、映画から引き…