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登山家の渡辺直子さん=福岡県春日市、日吉健吾撮影

 昨年に世界の標高8千メートル峰14座の全制覇を果たした登山家の渡辺直子さんが、7月26日に母校の長崎大(長崎市文教町)で報告会を開く。

 渡辺さんは福岡県の高校を卒業後、長崎大水産学部に進学。在学中にチーム登山で6千メートル級の峰に登頂し、この時の経験がきっかけで看護師の道へ。看護師として働きながら8千メートル峰への挑戦を続け、2024年10月にチベットのシシャパンマに登頂し、日本人女性として初めて14座を制覇した。

 長崎県内では初開催となる報告会に、渡辺さんは「青春を過ごした、大好きな長崎で開催できてうれしいです。人も良い、ごはんもおいしい、歴史も深い長崎に、ぜひ来てください。大学時代のエピソードもお話しします」とコメントしている。

 報告会は午後2時から(1時開場)、水産学部第1講義室で。参加費3千円。申し込み・問い合わせは渡辺さんの公式サイト(https://naoko-watanabe.jp/)の「お問い合わせ」から。

 渡辺さんは8月末から9月にかけて、ヒマラヤでのトレッキングと8千メートル峰のベースキャンプ体験を開催予定で、参加者を募集している。

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