看護分野で顕著な功績があった人をたたえる「第50回フローレンス・ナイチンゲール記章授与式」が31日、東京都港区であった。日本赤十字社名誉総裁の皇后さまが出席し、日本からの受章者3人に記章を授与した。
- 愛子さまが記者会に寄せた皇室の役目
赤十字国際委員会が選考し、今回は17カ国の35人が受章。式では、1985年8月12日の日航機墜落事故時に、日赤群馬県支部で看護の責任者をつとめた春山典子(つねこ)さん(81)らが記章を授与された。春山さんによると、皇后さまは事故当時の状況に詳しく、ヘリに乗り込んで生存者救出にあたった春山さんを「一生懸命に頑張りましたね」とねぎらったという。
式には、いずれも名誉副総裁の秋篠宮妃紀子さま、常陸宮妃華子さま、寛仁親王妃信子さま、高円宮妃久子さまも出席した。