日本維新の会、代表選4候補の主張

 日本維新の会の代表選が12月1日に開票され、新代表が選出される。党の立て直しや少数与党との向き合い方を争点に4候補が争う。ただ、14日間の論戦への注目度は高まらず、党の苦境ぶりがにじむ代表選となっている。

 代表選には、本命視される吉村洋文共同代表(49)=大阪府知事=のほか、金村龍那衆院議員(45)=比例南関東=、空本誠喜衆院議員(60)=広島4区=、松沢成文参院議員(66)=神奈川選挙区=の4人が立候補している。

 代表選は、議員ら特別党員846人と一般党員2万5025人が1票ずつ投票する。党員数の上位は大阪府1万3835人、兵庫県2535人、東京都1402人、神奈川県1061人、京都府946人の順で、関西圏の党員の動向がカギを握る。

 2年ぶりの代表選は、衆院選で6議席減の結果を受けて実施が決定した。責任を問われた馬場伸幸代表が退任に追い込まれた形だ。来夏に参院選を控え、新代表には短期間での党勢回復が求められる。

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