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米ホワイトハウスのローズガーデンで2025年4月2日、新たな関税について発表するトランプ米大統領=AP

 日本を含む約60カ国・地域に高い税率を適用するトランプ米政権の「相互関税」第2段階が9日、発動した。中国からの輸入品には104%の追加関税が課された。トランプ氏は、痛みを伴っても関税政策を進める姿勢を崩さないが、貿易戦争を誘うとの懸念が世界経済を揺さぶる。

 8日朝には主要3指数がそろって上昇して取引を始めた米ニューヨーク株式市場。ダウ工業株平均は一時、前日比1400ドル以上も値上がりした。前日までの大幅な値下がりで割安感が出ていた幅広い株に買い注文が集まっていた。

 ただ、長くは続かなかった。

 「今夜0時、中国に対して1…

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