新入生を代表してあいさつをする別府大学看護学部看護学科の足立菜緒さん(左)と吉良亮俄さん=2025年4月4日午前9時37分、大分県別府市山の手町、大村久撮影

 別府大学の入学式が4日、大分県別府市のビーコンプラザ・コンベンションホールであった。学部生や大学院生、短期大学部生ら計799人が新たに入学した。

 今年度から看護学部看護学科が新設され、入学式に先立ち開設記念式があった。友永植学長は「少子高齢化と医療の高度化が進む中、有能な看護職の養成は地域医療において喫緊の課題」と開設理由を説明し、「高い倫理観と優れた実践力をもつ看護師を養成する」と述べた。

 看護学部看護学科の一期生は83人。新入生を代表して吉良亮俄さん(18)と足立菜緒さん(同)が「看護師は人々の命や健康に深く関わる仕事。患者一人ひとりの背景、価値観に寄り添い、最適なケアを提供できるようしっかりと学びたい」とあいさつした。

 足立さんは入学の動機について「最新の医療機器が揃い、最新の医療を学べ、国立病院と提携しているところが魅力だった」と話していた。

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