栃木県

 2026年4月開校予定の栃木県内初の公立夜間中学について、県教育委員会は7日、校名を「県立とちぎ学びの夢学園(仮称)」に決めたと発表した。24年度中に県議会の議決を経て正式決定する。

 8月7日から9月9日まで校名を募り、329件の応募があった。「夢に向かって学び続ける場」をコンセプトに、応募案の中から言葉を組み合わせて校名を決めたという。

 県立夜間中学は県立学悠館高(栃木市)内に設ける。義務教育を受けられなかった高齢者のほか、外国人や不登校の子どもらに学び直しの場を提供する。1学級35人を想定し、25年夏ごろに生徒募集を始める見通しだ。在籍は原則3年間だが、学習の状況によっては4年以上も認める方向という。(石原剛文)

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