歌手生活40年を迎える石井竜也さんが3月29日、札幌交響楽団と初めて共演する「HTBイチオシ‼classic TATUYA ISHII with Sapporo Symphony Orchestra」(指揮・田中祐子)を開く。米米CLUB(クラブ)の大ヒット曲「浪漫飛行」や「君がいるだけで」など数々の名曲を、オーケストラをバックに歌い上げる。開催を前に朝日新聞などの取材に応じ、意気込みを語った。
――米米でデビューしてから今年で40年。振り返っていかがでしたか。
「さっき1人で考えていたのですが、『40年』という時間は感じなかったですね。米米が一度解散(その後、再結成)したあと、ソロで活動していたので、自分の方が二つに分かれている。自分のなかでは一度ゼロになったので、長年やっているという感覚はあまりない」
「今回のコンサートもそうで…