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石川県

 石川県教育委員会は24日、2025年度の教職員人事を発表した。異動総数は1621人(前年度比153人増)、新規採用は345人だった。

 県教委によると、小中学校の統廃合に伴い異動人数が増えた。女性の校長・副校長・教頭への新規任用は62人で、女性管理職は289人(42・8%)。過去最高だった前年度から4人(0・1ポイント)減ったが、4年連続で4割を超えた。

 不登校やいじめ問題への対応のため別室登校を支援する教員の配置を20校から30校へ拡充した。

 小中学校の市町間の異動は、前年度は能登半島地震による交通事情の悪化から奥能登4市町で居住地に近い学校へ異動させたため増加したが、25年度は例年並みの296人(23・5%)となった。穴水町内に建設した教職員向け仮設住宅は、16室を40室に増設する。

 異動の詳細は県教委教職員課のサイト(https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/kyousyoku/jinjiteiki_r6.html)で見られる。

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