27日の自民党総裁選で石破茂元幹事長が新総裁に選出されたことについて、中国では石破氏への批判的な報道は目立っていない。中国側として当面は静観する姿勢だとみられる。
国営新華社通信は27日、高市早苗・経済安全保障相と石破氏が決選投票に進んだことを伝え、石破氏が選出されると「第28代総裁に当選」と速報した。
中国国営中央テレビは、石破氏が10月1日召集の臨時国会で、新首相に指名される見通しだと解説。経歴については、銀行勤務をへて国会議員になり、38年間の議員生活で農業や安全保障、地方振興などに取り組んできた「政策通」だと紹介した。
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「政策が予測可能で…」
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