石破茂首相は16日午前の参院予算委員会で、核兵器禁止条約の締約国会議へのオブザーバー参加をめぐり、過去にオブザーバー参加した国の発言を議事録を通して検証する考えを示した。公明党の安江伸夫氏の質問に答えた。
首相は同条約への批准に否定的で、オブザーバー参加にも慎重な姿勢をとっている。安江氏は、来年3月にある第3回締約国会議に日本政府がオブザーバー参加するよう求めた。これに対し、首相は、条約に批准せず、オブザーバーとして参加しているドイツやベルギー、オーストラリアなどの国を挙げ、「核廃絶を目指してどのような議論をしてきたか、検証したい」と述べた。
また、選択的夫婦別姓制度を…