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番組MCの林修さん(左)とABCテレビの大仁田美咲アナウンサー=ABCテレビ提供

 高校生が自分たちの関心のあるテーマを突き詰めて研究し、その成果をプレゼンテーションする研究発表ショー「Q―1」(28日午後1時55分)が、今年も放送されます。2022年に始まり、4回目の今年は大阪・関西万博の会場で開催。桑山哲治プロデューサーが、番組の見どころをしゃべっちゃいます。

 「熱闘甲子園」や「M―1グランプリ」を手掛けるABCテレビが、もう一つの青春ドラマを描きます。それが、「Q―1」です。

 次世代を担う高校生たちが、自らの興味や関心から「Question(問い)」を設定して「Quest(探究)」し、研究成果を9分間でプレゼンテーションする。研究者も驚くレベルの高いテーマ設定や発表は、まさに「知の甲子園」です。

 今年は全国39都道府県とアメリカから計293チームがエントリー。書類審査や動画審査を勝ち抜いた3チームが、7月22日の決勝で大阪・関西万博のEXPOホール「シャインハット」の舞台に立ちました。

 「理科の実験で硫化水素による事故を防ぐには」といった課題から、「流れ星はどこからやってくる?」という素朴な問いまで、2千人の大観衆を前に発表。各分野の専門家による質疑応答も行い、主体性や着眼点などを競いました。

 発表する彼らが、一生思い出に残るような晴れ舞台を整えるんだ……。そんな思いで、春と夏を番組制作に捧げましたが、高校生たちが目を輝かせながら発表する姿を見て、胸を打たれました。「日本の未来はまだまだ明るいな」。そう思ってもらえる番組に仕上がっています。若者たちの青春ドラマをぜひご覧ください!

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