今季のプロバスケットボールBリーグが10月に開幕するのを前に、神戸市を本拠地とするBリーグ2部(B2)の神戸ストークスの選手らが兵庫県庁を訪問し、抱負を語った。
県庁を訪れたのはポイントガードの寺園脩斗選手とセンターのアイザック・バッツ選手。2人は今季、共同でキャプテンを務める。
ストークスは今季から、1万人を収容できるジーライオンアリーナ神戸(神戸市中央区)を本格的に本拠とし、10月4日にここで開幕戦(福井ブローウィンズ戦)を迎える。寺園選手は「アリーナに来てくれたお客さんに、『今年は違うな』『また行きたい』と思ってもらえるプレーをしたい」と語った。
ストークスは昨季B2西地区6位で、目標だったB1昇格を逃した。今季で8季連続でのB2となる。リーグは来季から再編され、競技成績ではなく、一定の事業規模をクリアした26チームがトップカテゴリーの「Bプレミア」に入る。ストークスも来季はBプレミアで、日本代表選手などを擁する強豪クラブと戦う。クラブの渋谷順社長は「結果を出さなければならない一年。不退転の決意で最大限努力をしていきたい」と話した。