道路陥没が起きた現場=2025年6月10日午後4時38分、神戸市中央区、根本快撮影

 10日午後2時20分ごろ、神戸市中央区中山手通7丁目の市道交差点付近で「道路に穴が開いている」と、目撃者が交番に申告した。

 兵庫県警生田署によると、穴は直径2~3メートル、深さ1メートルほど。付近は一時、通行止めになった。けが人はいないという。

 神戸市水道局によると、現場の地中では老朽化した上水道管(直径90センチ)を取り換える工事のため、管内を空洞にして両端を土囊(どのう)でふさいでいた。

 だが降雨の影響で雨水が入りこみ、土囊が水圧に耐えきれずに押し出され、地表に噴き出して穴を開けたとみられるという。上下水道への影響はないとしている。

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