気象庁は10日、福岡、大分、山口の各県で線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、「顕著な大雨に関する情報」を発表した。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水などの危険性が急激に高まっているという。
この大雨の影響でJR西日本は10日、山陽新幹線の広島―博多間で終日、運転を取りやめると発表。午後1時30分から同区間の運転を順次見合わせていた。新大阪―広島間でも最大90分の遅れが出ているという。11日の運行については、今後の天候と設備点検の状況で判断するとしている。
東海道新幹線も山陽新幹線の影響で遅れが生じたほか、熱海―三島駅(静岡県)間で雨量計が規制値に達したとして、一時運転を見合わせた。