【動画】九州北部線状降水帯発生の可能性、博多駅前の雨の様子＝日吉健吾撮影
福岡県と福岡管区気象台は10日朝、大雨による土砂災害の危険が高まっているとして、筑紫野市、朝倉市、那珂川市、東峰村を対象に土砂災害警戒情報を出した。筑紫野市、那珂川市については午前9時50分、朝倉市、東峰村は午後0時10分にそれぞれ解除された。 大雨は弱まったものの、引き続き局地的な土砂災害が発生する場合があるとして、注意を呼び掛けている。
これらを受けて、県は災害警戒本部を設置。東峰村は村内全域に「高齢者等避難」を出したほか、筑紫野市などでも、自主避難所が開設された。
また気象庁は、福岡県内など九州北部地方で10日夕方にかけて線状降水帯が発生するおそれがあるとして注意を呼び掛けている。
