福岡県教育委員会は4日、2025年度の県立高校の入学定員を発表した。全体では前年度比120人減の2万4440人。不登校の生徒に配慮した特例校(学びの多様化学校)として、小郡高校普通科に「みらい創造コース」(40人)が新設される。
県教委は来春の県内の中学校卒業者数を、今年の春と比べて300人減の約4万7千人と見込む。福岡地区(第4~6学区)と筑豊地区(第11~13学区)は共に増減なし、北九州地区(第1~3学区)は200人減、筑後地区(第7~10学区)は100人減としている。
これを受け、全日制では普通科が160人減、総合学科が40人増で、全体では120人減となった。定時制と通信制は増減がなかった。入学定員の詳細は県のホームページで公開している。(上田真美)