第17回声楽アンサンブルコンテスト全国大会(福島県など主催、朝日新聞福島総局など後援)は24日の最終日、福島市のふくしん夢の音楽堂で本選があり、最高賞にあたる文部科学大臣賞に、郡山市立郡山一中(福島県)が選ばれた。
同中は2021年の第14回大会に続き2度目の最高賞。3位にあたる福島市長賞には、一般部門で出場した「季(とき)の音(ね)」(福島県)が選ばれた。両団体を指導している郡山一中顧問の小針智意子教諭は今年度限りで退職する。
過去最多の129団体が参加し、小学校・ジュニア、中学、高校、一般の各部門で金賞を受けた16団体が出場した。福島県勢は中学2、高校1、一般1の計4団体が出場した。
審査結果は次の通り。(斎藤徹)
【本選】1位=郡山市立郡山一中(福島)▽2位=倉敷少年少女合唱団(岡山)▽3位=季の音(福島)▽4位=CancaoNova(奈良)▽5位=不来方高(岩手)▽入賞=国府台女子学院中(千葉)▽沖縄・名護ジュニアコーラス(沖縄)▽郡山高(福島)▽高知学芸高(高知)▽郡山市立郡山七中(福島)▽清泉女学院中(神奈川)▽清泉女学院高(神奈川)▽向陽中・高(和歌山)▽Sopra il fiume(埼玉)▽矢巾町立矢巾北中(岩手)▽コマツHAPPYMELODY(石川)
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郡山市立郡山一中は女子11人、男子5人の16人で、最後に登場。組曲「水のいのち」からの2曲と、ラインベルガーの宗教曲を繊細に演奏し、会場は厳かな雰囲気に包まれた。
「水のいのち」は、昨年の全…