【タコマ(米ワシントン州)共同】プロ野球ソフトバンク、ロッテでプレーした福田秀平氏(36)が米大リーグ、マリナーズの特任コーチ兼コンサルタントに就任したことが11日までに分かった。

 米国での選手経験、プロ野球での指導経験がない者が米国でコーチに就くのは異例。福田氏は約2週間前にチームに合流しており、10日には傘下のマイナー3Aタコマで臨時の一塁コーチも務めた。今後はドミニカ共和国のアカデミーなどを巡回し、外野守備と走塁に関しての意見交換やアドバイスを送る。福田氏は「まずアメリカの指導者がどのように選手と接しているかを学び、自分の選手としての経験を擦り合わせながら、僕なりにどう伝えていけるかを考えたい」と話した。

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