岡山県私学協会は17日、県内私立高校(全日制)の2025年度の入試概要を発表した。全23校のうち1校が定員を減らし、総募集は前年度より30人減の5590人となった。3校がコースの新設や廃止を予定しているが、全体としては大きな変更はないという。
県教育委員会が取りまとめた来春の中学卒業見込みは前年度比257人減の1万6655人。これを基に私立高への進学者数を推計した。
方谷学舎が普通科の「総合ビジネスコース」を廃止。美作は普通科に「アスリートコース」を設けるほか、既存の複数のコースを「ハイグレードコース」など3コースに再編する。
試験は21校が共通日程で、選抜1期は来年1月23日。うち13校は翌24日にもある。川崎医科大付属と吉備高原学園は独自日程を設定。選抜2期は金光学園とおかやま山陽、岡山白陵を除く18校で2月18日に実施する。
インターネットによる出願は川崎医科大付属と共生を除く21校で受け付ける。(小沢邦男)