昨夏の第106回全国選手権愛媛大会で初優勝を決めて喜ぶ、聖カタリナの選手たち=2024年7月30日午後0時50分、坊っちゃん、室田賢撮影

 第107回全国高校野球選手権愛媛大会(前年優勝校 聖カタリナ 前年参加チーム数48)

 昨秋と今春の県大会を制した新田が第1シードに名乗りをあげ、4年ぶりの出場を視野に入れる。當真嗣胤、本田巴琉の両投手は直球に威力があり、2人を中心に継投で失点を抑えてきた。木下春空、高市凛大ら打撃陣も好機に強い。

 今春の県大会で準優勝した今治西は、2年生主体のチーム。勢いに乗って10年ぶりの頂点を目指す。済美、西条、宇和島東、松山商は、昨年の主戦が残るなどしており、投手陣の出来がカギを握る。昨夏代表の聖カタリナや、松山聖陵、小松なども上位をうかがう。過去10年で代表校が8校出るなど混戦模様だ。

共有
Exit mobile version