動力を持たない手作りの飛行機を飛ばす「レッドブル・フライトデイ」が26日、9年ぶりに神戸ハーバーランド(神戸市中央区)で開かれた。個性豊かな機体を用意した35チームが参加し、会場周辺の岸壁は見物客であふれ返った。
飛距離だけでなく、デザインの独創性や飛び立つ前のパフォーマンスも問われる競技。面白さを追求し、数メートルで海に落ちるチームが大半だった。その中で優勝したチーム「んだんだ」は、秋田県のなまはげをモチーフにした飛行機を15.6メートル飛ばした。
審査員を務めたスキージャンプ選手の小林陵侑さんは、「全て個性のある機体でとても面白かった」と話していた。(有元愛美子)