秋篠宮ご夫妻は3日、トルコを公式に訪問するため、羽田空港発の政府専用機で出国。トルコのエセンボーア国際空港に到着した。今年は日本とトルコの外交関係樹立100周年にあたり、招待があった。記念式典に出席するなどし、8日に帰国する。
羽田空港ではコルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使らが見送り、ご夫妻は笑顔であいさつを受け政府専用機に乗り込んだ。
ご夫妻がトルコを訪問するのは初めて。「親日国」として知られる同国とは、古代オリエント史の研究者としても知られた故・三笠宮崇仁さま以降3代にわたり、三笠宮家が交流を深めており、天皇陛下も2009年に「第5回世界水フォーラム」に出席するためイスタンブールを訪問した。秋篠宮さまは訪問前の記者会見で、これまでの交流に触れ、「良い両国関係の国に訪問できますことは大変大きな喜び」と語っている。
ご夫妻は4日に首都アンカラでアンカラ大学などを訪れるほか、エルドアン大統領主催晩餐(ばんさん)会への出席が調整されている。5日にイスタンブールに入り、100周年記念式典で秋篠宮さまがあいさつする予定だ。現地でも複数のメディアがご夫妻の訪問を報道している。