秋篠宮ご夫妻が12月3~8日、トルコを訪問することが11月1日の閣議で了解された。外交関係樹立100周年の機会にトルコ政府から招待があった。
宮内庁によると、秋篠宮ご夫妻は12月3日に政府専用機でアンカラに入り、4日に建国の父が眠るアタテュルク廟(びょう)に供花。エルドアン大統領への表敬訪問も調整中という。5~6日はイスタンブールに滞在し、外交関係樹立100周年記念式典に出席する。和歌山県沖で遭難し、日本が地元住民も含めて救援にあたった軍艦「エルトゥールル号」についての展示がある海事博物館や、トプカプ宮殿などの視察も予定されている。
このほか、古代オリエント史の研究者として知られた故・三笠宮さまが総裁を務めた中近東文化センターが発掘調査を進めてきたカマン・カレホユック遺跡にも足を運ぶという。(中田絢子)