地方への移住を支援する認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」(東京・有楽町)が2024年の「移住希望地ランキング」を発表した。センターの窓口相談者とセミナー参加者へのアンケートの結果、群馬県がそれぞれ1位に選ばれた。コロナ禍以降、東京とアクセスのいい北関東が注目されているといい、お隣の栃木県も窓口相談の部門で3年連続で3位だった。
調査はふるさと回帰支援センターが24年1月4日~12月28日、窓口での新規相談者、移住セミナーなどへの新規参加者を対象に、移住したい都道府県をアンケートでたずねる形で実施した。回答数は1万9021人で、上位20位を公表している。
群馬県は、窓口相談の部門で静岡県を抜き1位に。世代別でも20代以下、30、40、50代でトップ。60代では静岡県に続く2位、70代以上では静岡県、栃木県に続く3位だった。セミナーの部門でも前年に続いて1位で、幅広い層が移住希望地に群馬県をあげた。
東京からのアクセスがよく…