高さ2メートル越えを目指して、構造物をつくる子どもたち=2025年7月9日、京都府木津川市、福岡龍一郎撮影

 住宅大手の積水ハウスが子ども向けの体験学習施設「ジュノパーク」(京都府木津川市)を8月5日にオープンする。子どもの体験活動の機会が減っていることを危惧し、開業を決めたという。

 施設は地上4階建て、延べ床面積は7500平方メートル。有料のゾーンでは「マイルーム大改造」「ゴーストハウス調査隊」「再生モノづくりラボ」など五つの住まいに関する体験ができる。

 9日は奈良県橿原市の香久山小学校の児童約20人が開館前の施設を体験した。棒を組み合わせてタワーをつくる「2メートルタワー建築」では、柱と柱の間を斜めに補強する「筋交い」を入れると耐震性が強まるという説明に耳を傾けていた。6年の女子児童は「高いビルも工夫して崩れないようにしているんやな」。

 文部科学省の子どもの学習費…

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