規制線で囲まれた遺体遺棄現場=2024年12月21日午前9時37分、新潟県聖籠町次第浜、山崎靖撮影

 新潟県聖籠町次第浜の空き家の敷地内で男性の遺体が見つかった死体遺棄事件で、県警捜査本部は24日、遺体の身元について、新潟市中央区上所1丁目の無職、小杉英雄さん(行方不明届の受理当時78)と発表した。司法解剖の結果、遺体の特徴などから判明したという。

 県警などによると、小杉さんは集合住宅で一人暮らしをしており、10月中旬まで自宅で生活していたことが確認されている。同月16日に郵便受けに新聞がたまっていたことから消防が新潟署に110番通報し、同21日に親族が行方不明届を出していた。

 同署が小杉さんに関して捜査を進めたところ、遺体が聖籠町次第浜の空き家かその付近に遺棄された可能性が高まり、今月16日に空き家の敷地内を捜索。同日午後4時半ごろ、着衣のまま土の中に埋められた状態の遺体が見つかった。

 捜査関係者によると、小杉さ…

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