テレビモニターや幕に映し出される「イメージの本」の映像。来場者はイスなどに座って見ることができる

 フランス映画界の巨匠ゴダールが最後に手がけた長編作品を「再構成」する展覧会が、東京・新宿で始まった。「《感情、表徴、情念 ゴダールの『イメージの本』について》展」と題し、8月31日まで開かれる。批評家の佐々木敦さんが、この特異な展覧会を読み解く。

 ■歌舞伎町のビル丸ごと、最後の長編再構成する映像…

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