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安住淳氏

 立憲前職で前国会対策委員長の安住淳氏が、宮城4区で10回目の当選を果たした。岸田政権で環境相と原子力防災担当相を務めた自民前職の伊藤信太郎氏は落選した。伊藤氏は比例区に重複立候補していたが、復活当選はならなかった。

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 区割り変更があったが、安住氏は地盤の石巻地方を固めたほか、もともと自身の選挙区内ではなかった塩釜市、富谷市などでも、民主党政権時代に財務相や防衛副大臣など要職を経験した知名度を生かして浸透した。自民の裏金問題についても「派閥政治と世襲政治によるものだ」と批判し、「お灸(きゅう)をすえる番だ」と強調した。

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