立憲民主党の政治塾で講演する枝野幸男・前代表=2024年7月20日午後5時4分、東京・永田町、大久保貴裕撮影

立憲民主党・枝野幸男前代表(発言録)

 (自民党が、大規模災害などの緊急時に議員任期を延長する憲法改正を主張していることをめぐり)裏金を作り、国民の政治的信頼が落ちている時に、なぜ任期延長論を出してくるのか。筋が悪い。よく憲法の話になると野党がバラバラとの誹謗(ひぼう)中傷があるが、自民党の参院は、衆院議員の任期延長に反対をしている。我々に付き合えという前に、自民党内をまとめるのが先だ。

 自分たちは常に権力者であり続けるという勘違いをしている人たちに、まともな憲法議論はやりようがない。もうちょっと政権交代が当たり前の政治になれば、野党になった時のことを考えて憲法の議論をするくせがつく。政権交代をもう2往復ぐらい繰り返したら、良い議論ができるようになる。(党政治塾での講演で)

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