立憲民主党の代表選(9月7日告示、23日投開票)をめぐり、江田憲司元代表代行(68)が率いるグループの議員が20日、国会内で江田氏に立候補を要請した。江田氏は「真摯(しんし)に受け止める」と述べ、意欲を示した。
要請したのは井坂信彦衆院議員や川田龍平参院議員ら7人。要請を受け、江田氏は「女性や若手も含め、いろんな人が出て論戦し、自民党総裁選に負けない代表選にしなければいけない」と記者団に語った。立候補に必要な推薦人20人の確保に向け、引き続き支援を呼びかける。
江田氏は橋本龍太郎内閣で首相秘書官を務め、2002年の衆院補選に無所属で出馬し初当選。その後、みんなの党や民進党などを経て立憲入りした。
立憲代表選には、泉健太代表(50)と枝野幸男前代表(60)がすでに立候補の意思を固めている。野田佳彦元首相(67)も党内議員らからの出馬要請を受け、立候補を検討している。(松井望美)