立憲民主党・野田佳彦代表(発言録)
(自民党安倍派の当時の会計責任者の)参考人招致をこれからも言い続けますよ。どうしても出てこないなら、場合によっては証人喚問も含め、今国会中にはぜひ実現したいが、それを(新年度当初)予算案の衆院通過、年度内成立に影響する心配がある中で、それを人質に取って、というやり方は、国民生活を考えた時に望ましいことではない。そこは分けて対応したい。ただ、相手の態度が悪いと変わりますよ、という基本的な姿勢だ。
物価高で厳しい状況の中で国民生活を守るという意味で、切れ目ない予算執行は望ましい。各国との外交交渉でも、政権基盤が弱い国と見なされると外交力を失う。
私(が首相)の時も残念ながら暫定予算を4月5日まで組まざるを得なかった。(当時の)財務相が(現在、衆院予算委員長の)安住(淳)氏。私も安住氏も、その時の悔しさは決して忘れてはいないが、報復すれば苦しむのは国民であり、国益を損ねるのは日本。そのときの(衆院予算委野党)筆頭理事は石破さん。「この野郎」とは思っていながらじっと我慢で、そこは常識的な対応をしていきたい。(国会内で記者団に)