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記者団の取材に答える立憲民主党の野田佳彦代表=2025年6月8日午後2時27分、静岡市葵区、大久保貴裕撮影

 立憲民主党の野田佳彦代表は8日、石破茂首相がカナダで15~17日にある主要7カ国首脳会議(G7サミット)の際に予定する日米首脳会談の前に、関税交渉について党首会談を行うべきだとの認識を示した。訪問先の静岡市内で記者団に「首相は『国難だから協力してほしい』というわけだから、きちんと党首会談をやるべきだ」と述べた。

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 首相は4月に与野党の6党首らと会談し、米国の高関税政策について「言うなれば国難。野党の皆様方も含めて、超党派で検討、対応する必要がある」と協力を求めていた。これを踏まえ、野田氏は「(その後の党首会談を)何もやらないというのは、無責任だと思う」と指摘し、「交渉具合の本質的なところの共有ぐらいはしないといけない。国益にかかっているテーマだ」と述べた。

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